第7回 固定電話網のIP化によるEDIへの影響と対策(CALGA情報技術セミナー)


昨日は、ECALGA情報技術セミナーに
初参加したのでレポートいたします。

 

NTTによると現在の加入電話の中継交換機・信号交換機の設備が
2025年頃には維持限界と言われております。

 

そこで、2024年初頭から固定電話の公衆交通電話網(PSTN)を
最新のIP網の設備に移行が計画おり、

 

家庭や企業側でもこれらにあわせた
対策が必要となります。

 

特に2024年から設備切り替え開始に際して
従来、企業側で維持管理している設備が使えなくなる可能性があり
早めに対策を検討しておいて損はないかと思います。

 


特に企業側で気が付きにくのが、
間接部門が維持管理している「PBX(IP-PBX)」

「PBX」やIP-PBXの設備を自社で維持・購入している場合には、
リースや原価償却の時期を確認しておくほうがいいでしょう。

 

また「PBX(IP-PBX)」が、交換時期である場合には、
最新の「クラウドPBX」を一度ご検討いただければと存じます

 

[参考]
CALGA情報技術セミナー「~固定電話網のIP化によるEDIへの影響と対策~」
http://ec.jeita.or.jp/jp/modules/eguide/event.php?eid=36

第6回 クラウドPBXを検討に存在する“組織の壁”

クラウドPBXの検討を

各企業から相談を受けている。

 

 

クラウドPBX化すると

PBX自体が情報システムの一部に組み込まれ

 

 

今まで席替えや席替えの際に大変だった

電話回線のメンテナンス、運用が自社でできるようになる。

 

 

会社にとっては「いいね」と

押したくなることばかりのはずだが

 

 

クラウド」といえば、情報システム

「電話回線」や「PBX」といては総務部・・・

 

 

組織の壁があり

検討もそうだが打合せも行き来させられ

検討がなかなか進まない。

 

 

現在の日本企業の電話の調達は

総務部か庶務が管轄となっているところが多いのではないでしょうか?

 

 

従来「電話回線」がファシリティーを管理する

予算のの中に位置付けられており、ITとは無縁の世界でした。

 

 

たしかに、パソコン通信サービスを

個人が音響カプラーやモデムで、

 

 

56kbps128kbpsといった速度で

細々としたネットワークでつないでいた時代までは

それでもよかった・・・・

 

 

しかし、インターネットが発達し、

さらに個人では固定電話ではなくスマートフォンが使われる

 

 

しかも、Microsoft SkypeGoogle HangOut

リモートからいつでも無料で電話もできるようになり

 

さらにはAIやチャットボットが

今まさに活躍しようとしている

 

 

すでに電話も

クラウド化の時代

 

 

情報システムの1つのとらえて

もういい加減、

 

 

総務部は予算としての

「電話回線」を手放し

 

 

情報システム部は、

「電話回線」について学び、受け取る

 

 

そして、総務部と情報システムと融合し、

「電話回線」を最適化してもいいのではないでしょうか?

 

 

よろしくお願いします。

第5回 インターネットさえあれば固定電話はいらない

企業のクラウドPBXの接続に必要な環境は、

インターネット!

 

つまりインターネット接続があれば

クラウドPBXに接続が可能となり、クラウドPBXから

電話の発着信が可能となる。

 

 

 

つまるところ、

既存の企業でコストの掛かっているPBX機器や固定電話回線が

いらなくなり、その分のコスト削減につながる。

 

 

これを家庭にある固定電話に例えると・・・

 

 

家庭で各個人が

スマートフォンを契約している。

 

 

ふと家族全員が集まる茶の間にある

共有の固定電話・・・

 

 

これには基本料金の費用が掛かっています。

 

 

最近では月に一度も鳴ることがない。

 

 

なら・・・

 

 

基本料金分の費用も無駄だし、

「もういいんじゃない」ということで

 

 

家族会議で固定電話の廃止が可決。

 

 

基本料金分のコストが

浮くというイメージである。

 

 

ここで注意として

 

家庭では家族全員の賛成が得られれば可能なことも

企業ではさまざまな検討が必要となる。

 

 

顧客サービスの面から電話番号が変わると

困る企業もあるだろう

 

 

また、今まで電話の管理をしていた総務部から

クラウドPBXになると所轄が情報システム部に代わる、

これらの間の調整が必要かもしれない。

 

 

働き方改革が叫ばれる中

総務部や情報システム部が一体となって検討が必要でも

 

 

インターネットさえあれば固定電話はいらない

クラウドPBXを一度検討いただくことをお勧めします。

 

第4回 PBX交換のタイミング

少子高齢化で働き方改革が叫ばれる中、

未だにまだ私が生まれた時代のPBXで動いている企業があるそうです。

 

かれこれ30年~40年、

法定耐用年数やメーカーサポート期間を過ぎてもPBX

使い続けている企業は少なくないようです。

 

確かに高い費用を払い入れたPBX

保守ができるのであれば長く使いたい経営者の気持ちはわかります。

 

 

しかし、万が一故障した際にかかるコストや機会損失は

とても大きなものとなります。

 

また、法定耐用年数や

メーカーサポート終了時期への対応もありますが、

 

現代の若いミレニアム世代はスマートフォンでの

ビジネススタイルが当たり前、

 

企業として長年使ってきた

PBX交換の時期が実は働き方のイノベーション

絶好のタイミングなんです。

 

テクノロジーの進化とともに

ビジネスのやり方も柔軟に変えていく、

 

会社の固定電話は必要なのか?

スマートフォンをもっとうまく利用でいないのか?

 

そんな疑問を持つ企業で

古いPBXの最適な入れ替え時期を迎えているのであれば

ぜひ最新のイノベーションが起こせるクラウドPBXを検討をお勧めします。

 

最新のクラウドPBXを導入することで

コスト削減や生産性に貢献するとともに新しい事業の

イデアも生まれるかもしれません。

 

ぜひご検討ください。

第3回 既存FAXのデジタル化


アナログ機器、特に
FAXクラウドPBX

使う際のアダプタについて話題を・・・

 

 

 

社内インフラのデジタル化が進み、

すべてがインターネットやイントラネットの通信を通じて

 

 

 

通信されているののにも拘わらず

未だにアナログなのがFAX機器・・・

 

 

クラウドPBX化にするのに

まだアナログがある・・・困った!

 

 

こんな感じのFAXとか・・

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既存PBXをアナログなFAXのためだけに

残しておくのはもったいない!!

 

 

高い保守費の機器ならなおさら

それに古いPBXは保守もできないといわれているし・・・

 

 

そんなときは

クラウドPBXに対応したテレフォニーアダプターを使用して

アナログ機器をデジタル化することができます。。

 

 

私が試したアダプタはこれです↓


Grandstream Handy Tone-802 HT8021回線)

 

こちらは2回線用

 

Grandstream Handy Tone-702 / IP電話-アナログ電話アダプタ(2回線) HT702

 

基本、アナログ機器はデジタル化が前提で

ど~しても残したいアナログがある場合には同じ設定になるようなので

ぜひお試しください。

 

 

今後も皆さまのお力になれたら幸せです。

よろしくお願いします。

第2回 SIP対応-卓上電話機(1)

本日はAsteriskで使える

SIP対応の卓上電話機の話題を・・・

 

 

Asteriskで使える卓上電話機を

国内メーカーで探してみるとなかなかなくて・・・

 

 

そんな中でも最近見た中で

手頃に購入できて試せそう・・・

 

 

そんな機種を見つけて

実際に試しましたのでご紹介します。

 

 

こちらはパナソニック製です。

 

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値段は機種にもよりますが

1万円台からあります。

 

 

お勧めは上位機種のKX-HDV330Nです。

 

 

価格を重要視する場合は、

下位の機種のKX-HDV130Nになるかと思います。

 

 

ただ、個人的にはKX-HDV130N

ライトな感じすぎって感じです。

 

いずれも色は白と黒の二種類があり、

オフィスや部屋のインテリアにあわせて選択されると

いい感じになるのではないかと存じます。

 

よろしくお願いします。

 

第1回 Asterisk(アスタリスク)とは

本日は電話関連についての話題を・・・

 

NTT東日本NTT西日本の加入電話網(PSTN)が、なんと2025年頃に維持限界を迎えるそうです。

つまり、今、世の中でPSDN公衆網が終わりに近づいているということです。

 

[参考1]電話網(PSTN)からIP網への円滑な移行(マイグレーション)について①

www.soumu.go.jp/main_content/000287629.pdf

 

そのため、の新しい仕組みとして新しくインターネットのプロバイダーが提供する電話システムというのが必要になってきています。

 

そのための仕組みとしてIP-PBXソフトウェア「Asteriskアスタリスク)」をご紹介したいと思います。

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Asteriskアスタリスク)とは、

米Digium社のマークススペンサー氏Mark Spencer)によって作られた、

オープンソースIP-PBXソフトウェアです。

 

[参考2]米Digium社

https://www.digium.com/

 

Asteriskアスタリスク)は、SIPH.323やアナログ回線やISDNなど様々なプロトコルや回線に対応しており、IP電話回線交換機(PBX)やプロトコル変換ゲートウェイとして利用出来ます。

 

さらに機能的に多人数による電話会議やボイスメール、音声自動応答(IVR)などの機能もサポートしており、 他のアプリケーションソフトと連携するためのAPIも公開されています。

 

ちなみにAsteriskは1999年を開発を始め、2004年9月に最初の正式版が公開されました。

Asteriskアスタリスク)という名称は、「*」(アスタリスクマーク)からとられたようです。

 

現在の最新バージョンは、Asterisk 14.6.1(201710月現在)

 

[参考3]Asteriskアスタリスク

http://www.asterisk.org/

 

優秀なソフトだったためか、Asteriskの派生プロジェクトが多数みられるようです。

trixboxPro/CE

Elastix

PBX in a Flash

VicidialNow

CallWeaver

AskoziaPBX

Astlinux

ほか多数

 

 

 

従来のPBXは高価で複雑な仕組みは、各ベンダー専用のハードウェアとソフトウェアの機組で組み合わせて構築されております。数億~数十億円もかかるものがあるそうです。

 

それにくらべるとオープンソースAsteriskを利用すればLinuxなどをインストールした環境を導入するだけで手軽にIP-PBXを実現出来てしまいます。 サポートする回線規模や信頼性は導入するコンピュータの性能や構成によりますが、従来の仕組みからの1つの有力な移行先になるはずです。

 

さらに昨今では、巨大なデータセンター上にAsteriskをベースとしたPBXを提供する「クラウドPBX」が提供が可能となり、老朽化した従来のPBXからスムーズに移行ができるようになっています。

 

今後、クラウドPBXを中心に情報を提供できればと考えております。

よろしくお願いします。